玄米投入

玄米を精米するために投入口から玄米を入れます。大体が30kg袋を開いて投入するのですが、1俵袋(60kg)やフレコン(1t)の場合もあります。

混米

お米を混ぜなければならない時はこの混米機を通します。お客様のご要望でブレンド米を作る時も使いますが、同じ産地の同じ品種のお米を精米する場合も、極力皆様に味の偏りがないお米をお届けできるように混米をしています。

石抜き

最新の機械を使って収穫しても、昔ながら丹念に収穫しても玄米の中に石や埃などが混じってしまうことがあります。その石や埃などがそのまま精米されないように、ここで石抜き機という機械を使ってそれらを抜いてしまいます。この機械は、比重の差を使ってお米と石や埃などを選別しています。

貯蔵

投入した玄米をタンクに張り込んで、いったん貯蔵しておきます。決まったお米を予め張り込んでおいて、注文のあるごとに搗きたてをお届けするのにもってこいですが、その他の場合でも当店は使います。これは当日注文・配達の場合は使えませんが、前日にご注文いただいた場合はタンクに貯蔵しておきます。小ロッドのブレンド米ですとか、1銘柄でも30kg以上の場合ですと、元々違う袋に入っていたお米ですので、1日一緒にいさせて水分や風味を互いに吸わせいきわたらせます。味の均一化です。

精米

玄米を白米に精米します。当店では最初にセラミックの刃で研削し、次いで圧力をかけてお米同士をすり合わせて精米するという短い連座式の精米方法を取っています。お米の構造からは理に適っており、ムラなく精米できる方式です。

石抜き

精米機の内部には石抜き機が組み込まれています。ここで再度白米の中に石や埃などがないかを選別します。また精米時に出た砕米(お米のくず)などもここで取り除きます。

無洗米加工

無洗米のご要望によりお好みのお米を無洗米加工できます。この機械は乾式といって、水を使わずに摩擦でお米を磨く無洗米機です。そのため圧力を最低にして仕上げ精米機としても利用しています。仕上げ精米とは、精米過程で粗くなったお米の表面をきれいに仕上げることをいいます。

色彩選別

これは流れるお米に光をあて、その色によって選別する機械です。お米の中に混入した異物はもちろん、虫食いや生育条件などによって着色したお米も取り除くことができます。当店ではこの機械を2機通し、万全を期しています。

金属探知

収穫の際などに金属片が混入してしまう恐れがあります。そこで機械を使って金属を探知し、除去します。玄米を投入してからここまでの過程で、磁石などを使って金属を除去するよう努力していますが、万が一を考え設置しています。

砕米除去

精米の後石抜き機で砕米を取り除いても、ここまでの過程で新たに砕米ができたり、付着した米糠が通過してくることもあります。このような砕米や米糠は、ご飯の炊きあがりやお米の保ちを微妙に左右します。そこでふるいを使って選別し、万が一の埃なども除去します。

計量・袋詰め

はかりを使ってご指定の量にお米を計り、袋に詰めてます。搗き立てのお米は熱を持っていますので、袋の中のお米を冷めるまでおいてから封をします。

米糠とり

はかりを使ってご指定の量にお米を計り、袋に詰めてます。搗き立てのお米は熱を持っていますので、袋の中のお米を冷めるまでおいてから封をします。精米の際に生じた米糠を袋に詰めて取ります。ご希望の方にはお分けしております。

小型精米

この精米機は上記の精米過程から独立しています。お米をほんの少量搗く場合や、もち米など他のお米に混じっては困るものを搗く時に使います。また搗精歩合の設定が楽なので、5分搗きや7分搗きなど普通精米以外のお米を搗く時に使っています。

販売

一般的な白米のほかにも、健康志向の方には玄米・3分搗き米・5分搗き米・7分搗き米、お忙しい方には無洗米の加工を承ります。ご注文時にお好みをお申し付け下さい。お米は1kg〜、雑穀は100g〜 ご注文いただけます。